いまさらメール

前エントリーに続いて。
メール。無意識に使っているWebサービスの一つだが、Twitterの登場で使用頻度が下がった人もいるだろう。電子メールがインターネットにおけるコミュニケーションの標準であった時代はもう終わりなのかもしれない。もちろん、通信手段の一つとしていつまでもあって欲しいが、これからの標準はもっと違ってくるかもしれない。
メールの素晴らしいところはサーバー間でのプロトコルが決められ、どこの会社や個人のサーバーに接続しても同等のサービスが受けられる点だ。
Twitterをはじめとする「ミニブログ」にはその概念が無い。APIを使っても限界はある。
Twitterのキラーサービスは当分できないかもしれない。しかし、メールのキラーシステムならできそうな気がする。もしできればそれは同時にミニブログの脅威となるかもしれない。世界中のサーバーがアカウントを分散管理し、個々のサービスによってGUIの使い勝手が異なる、なんて状況すら生まれそうだ。今のWebメールがそうであるように。